カメラの基礎について学ぼう!

皆さんこんにちは!

熊本でyoutubeやポートレート、風景撮影をしてます蓮です!
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今回はカメラの超基礎的なことについて書いていきたいと思います。
横文字とか出てきますけど何も難しいことはありませんよ。


それに今のカメラはぶっちゃけオートでもかなり綺麗に撮ってくれるので嫌いになりそうだったらいつでも離脱して自分のペースでカメラライフを楽しんでくださいね。


あくまで基礎なのでちょっとカメラ上手くなりたいなとか思い始めてからでも遅くはありません。大事なのはどれだけカメラを持ち出してたくさんの写真を撮れるかです。


それでは肩の力を抜いてゆるっと覚えていきましょう。

目次

大事なのはたった3つだけ

写真を撮る上で大きく関係してくる設定はたったの3つだけです。
この3つさえ覚えておけば自由自在に自分の撮りたい写真が撮れるようになりますよ。
ちょっとだけ横文字が出てきますが一つずつ説明していきますので身構えずに聞いてくださいね。

今回覚える3つの項目…それは

「シャッタースピード」 × 「絞り値」 × 「ISO値」


この3つになります。
これらの関係性を理解できるようになると自分のイメージ通りの写真が撮れるようになります。

ちなみに皆さんスマートフォンなどで写真を撮ったことはあるかと思いますが、あれも実はこれらの設定を自動で決めて撮影しています。

今は手動で設定して撮影できたりするアプリもあるので、カメラ持ってないけどやってみたい方はスマートフォンで試してみるのもイイと思いますよ。


それでは早速一つずつ説明していきましょう。

シャッタースピードとは?

シャッタースピード1/1000 f2.8 iso100

シャッタースピード(SSと略されたりします)とは「光を取り込む時間」のことで、1/1000秒や1/60秒などの数値で表されます。この数字が高いほどシャッターを切るスピードが早くなり時が止まったかのような写真が撮れます。

逆にこの数値が低いとシャッターを切るのが遅くなり写真がブレやすくなります。

写真の鳥たちをよく見てみると羽がブレておらず時が止まったかのようにピシャリと撮れていますよね。これはシャッタースピードを1/1000秒と比較的早いシャッタースピードで撮ったからです。

これをもし1/30や1/60くらいのシャッタースピードで撮っていたら羽や鳥自体がブレていたかもしれません。

じゃあシャッタースピードは上げられるだけ上げたほうがいいの?となるとそうでもなく、動いているものを躍動感あふれるような写真に仕上げたい時や、川の流れを表現したいときはわざとシャッタースピードを遅くしたりして撮ったりします。

またシャッタースピードは最初に言った通り光を取り込む時間なのでシャッタースピードが早くなればなるほど光を取り込める量が少なくなるんですね。

つまりシャッタースピードが早ければ早いほど写真は暗くなるんです。
夜に写真を撮ったらブレブレの写真が撮れたことはありませんか?
それはカメラが必要な光を取り込もうとするも、夜なので光が少なくシャッタースピードを遅くして多く光を取り込もうと判断してしまうせいなんですね。


え?暗いところでもブレない写真が撮りたいって?
じゃあ次は絞り値について学んでいきましょう。

絞り値とは?

SS1/4000 f2.8 iso100

暗いところでも写真が撮りたい…でもシャッタースピードを遅くするとブレちゃうし…
そんな時に関わってくるのがこれ、絞り値です。

他にもf値と呼ばれていたりします。
f1.8やf5.6って感じで表されます。

テレビ番組やアニメなんかで、シャッターを切る時にカシャっと外側から真ん中に向かって閉じていくアニメーションが出てくるところ想像できますか?

あれが絞り値と呼ばれる部分になります。

絞りのイメージこんな感じ


絞り値では主にボケに関する数値になります。
数字が小さいとよりボケが強くなり、数字が大きいとボケのないパキッとした写真になります。

写真を見てもらうと、手前の花がボケてフワッとした写真になってますよね。
これがf値の小さいボケた写真です。

次に下の写真を見てみましょう。

ss1/640 f8 iso400

これは熊本県の阿蘇で偶然撮れた一枚なんですが、さっきの写真と違って全体的にピントがあっていますよね。これがf値の大きい全体的にピントのあった写真になります。

f値が小さくボケる写真の時は絞りが開いた状態になっていることからf値開放といい、逆にf値が大きくボケない写真の時は絞りがきゅっと閉まったような状態のことからf値を絞るなどと言ったりします。



あれ、さっき言ってた明るさとの関係は?って感じだと思いますが、この絞り、開いたり閉まったりしますよね?

これは人の目と同じ要領で、開いたり閉めたりすることで入ってくる光の量を調節しているんです。


つまり絞り開放(f値が小さくボケる写真)のときは絞りが大きく開いている状態の事なので光がたくさん入ってくるということになります。

逆に絞りを絞った状態(f値が大きくボケにくい写真)だと絞りを絞っているので入ってくる光の量が少なく、暗い写真になるということなんですね。


ということはつまり、夜でもブレない明るい写真が撮りたいのであればf値の小さいレンズを使うと比較的ブレのない写真が撮れるということですね。


初心者向けのレンズによく明るいレンズをおすすめされるのもこういうボケやすかったり、暗くても比較的明るく撮れることなどからおすすめされることが多い理由になります。

しかし、単純な話しf値が小さければ小さいほどそれに比例してお値段もグングン上がっていくものでして…撒き餌レンズと呼ばれるものでよく50mmf1.8なんかがありますがそういうのは結構安価に入手できると思います。


じゃあシャッタースピードもf値も設定しても明るくならなかったらお高いレンズを買うしかないの?って方は最終手段のISO値について学んでいきましょう。

iso値とは?

iso値はいそちって読んだりアイエスオーって読んだり人によって読み方は変わってくるので好きな呼び方でいいのですが私はいそちって読んでます。
iso100やiso1600などで表されます。

そんなISO値ですが、これは単純に明るくしてくれる機能です。
しかし数値を上げれば上げるほど画質を犠牲にしてしまいます…

そう、私が最終手段と言ったのも極力ここは上げないようにしたいためだったんですね。

大体のカメラは一番低いiso値が100くらいだと思うのですが、この数値が小さければ小さいほど画質は良くなります。
このiso値をあげるとザラザラとしたノイズが乗りやすくなってしまいます。

参考までに写真を見てみましょう。

ss1/125 f2.8 iso12800

どうでしょうか?
ザラザラしていて綺麗な写真とは言い難いですよね…
写真は編集で暗いところを明るく編集していてます。
isoを12800まで上げているせいで結構なノイズが乗ってしまってますね。

これは極端な例なのでiso400とか800ならばほとんどわからないくらいなのでssとf値を設定して暗いなって感じたらisoを上げてみましょう。

しかし必要なければここは一番低い数字にしておくのが無難です。



どうですか?
一通りの説明を終えてみましたがうまく理解してもらえたでしょうか?
簡単なクイズを考えたのでちゃんと理解できてるか確認してみてください。

まとめのクイズ!

これまでのまとめとして簡単なクイズを用意しました!
答えは一番下に載せているのでわかったら答え合わせをしてみてくださいね。

それでは第一問!
大きくぼかして花を綺麗に撮りたい!
どこの設定をどうしたら良い?

A.f値を大きくする  B.f値を小さくする  C.シャッタースピードを遅くする

第二問!
子供の運動会!
かけっこしているところをブレずに撮りたい!
どこの設定をどうしたら良い?

A.SSを遅くする  B.ISOを大きくする  C.SSを早くする

第三問!
少し暗くなってきた時間帯。
SSもf値も設定して街中を撮りたいけどまだ少し暗い…
どこの設定をどうしたら良い?

A.ISO値を上げる  B.ISO値を下げる  C.カメラショップで明るいレンズを買う



さあ皆さんわかりましたか?
それでは答え合わせをしましょう。

一問目の答え[B
一問目の答えはBになります。
ボケた写真を撮りたい時はf値を小さくするとよりボケた写真が撮れますよ。

二問目の答え[C
二問目の答えはCになります。
動いている物をブレないように撮るにはシャッタースピードを早くするとブレの少ない写真が撮れるようになります。

三問目の答え[A
三問目の答えはAになります。
SSもf値も設定して明るさが足りない時はisoを上げてみましょう。
お財布に余裕があればカメラショップでより明るいレンズを購入するとISOを上げなくても済むかもしれませんね…


終わりに

さて、一通り写真を撮る上での基礎的な部分について書いてみましたが上手く理解してもらえたでしょうか?

多分全くカメラを触ったことがない方だと上手くイメージしにくいかもしれません。
実際に触って自分で使ってみるととてもわかりやすいと思いますよ。

もしもここまで読んでもわからん!って方がいましたらツイッターやインスタグラムやってますのでDMで、記事みたけどここがわかりませんって送ってもらえればお答えします。

ぜひマスターして楽しいカメラライフを送ってくださいね!

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