今回は単焦点レンズについて書いていこうかと思います。
レンズには大きく分けて2種類ありまして、
それが単焦点レンズとズームレンズと呼ばれるものになります。
単焦点レンズとは?それぞれの魅力や違いは?などについて解説していきます。
単焦点レンズってなんぞ?
単焦点レンズとは、漢字の通り焦点距離が単体のもの。
つまり焦点距離(画角)が変えられない、ズームができないレンズということになります。
えっ!?ズームできないってめっちゃ不便じゃん!
って思ったそこのあなた、ちょっと待ってください。
単焦点レンズはズームができない代わりにたくさんいいところがあるんです。
そんな単焦点レンズの魅力についてご説明します。
めっちゃ安い
これです。(もちろん物によるけど)
しかもめっちゃ画質がいい。
安いものだと1万とか、3万とか。
同じ画質をズームレンズに求めようと思ったら10万はするレンズを買わないといけないくらい単焦点レンズは画質がいいんです。
なぜ単焦点レンズはズームレンズに比べて安い上に画質がいいのかと言いますと、ズームレンズは非常に構造が複雑で焦点距離を変えるためにレンズ内に色々と工夫を凝らさないといけないんですね。
それに比べて単焦点レンズは焦点距離が一つしかなく、構造が単純なので安いんです。しかも焦点距離が変わらないということは中に使うレンズも非常に少なくて済むので画質もいいと言うわけです。
わかりやすい例で言うと、透明の下敷きを一枚だけ通してみたときと、5枚通してみた時だとどちらが鮮明に見えるかイメージしてみてください。5枚の方が不鮮明に見えますよね。ズームレンズが5枚の下敷き、単焦点レンズが1枚の下敷きとイメージするとわかりやすいですね。
めっちゃ明るい
写真の知識が多少ある方だと、明るいと聞いてある程度どう言うことなのかわかると思うのですが、もしもわからない方がいたら写真の基礎を学ぼう!の記事から読んでいただくとわかりやすいかと思います。
現状ズームレンズには大三元と呼ばれるf2.8通しのものと小三元と呼ばれるf4通しのものがあるのですがどちらもいいお値段するんですよね。特に大三元のレンズは10万越えは当たり前みたいに超えてきます…。
しかし単焦点レンズであればこれよりも明るいf1.8やf1.4のレンズがリーズナブルな価格で買えちゃうんです。
俗に言う撒き餌レンズが良い例で、例えばソニーの50mmf1.8は新品で約3万くらいで買えちゃいます。
非常に写りも良くて安く購入できるので、もっといいレンズが欲しくなるきっかけになることからこのように「撒き餌」レンズと呼ばれています笑
明るいレンズだとどんないいことがあるのかと言うと…
- 暗いところでも明るく撮れる!
- ボケやすくフワッとした写真が撮れる!
というまさにいいことづくし!
さらに言うと単焦点レンズは構造が単純なのでズームレンズに比べて非常に軽いです。
先ほど紹介したソニーの50mmf1.8の重量は約200g、私が使ってるシグマの2470f2.8は約830g…とんでもない差です。これはあくまで一例ですが大体こんな感じですね。
単焦点レンズとズームレンズのメリットデメリットは?
単焦点レンズを使うメリットは先ほど話した通り
2.暗いところでも明るく撮れる
3.ボケやすい
4.画質がいい
5.とても軽い
6.写真が上達しやすい
2.急な出来事にも対応しやすい
3.一本でたくさんの画角を使うことができる
2.重い
3.写真が上達しにくい(かも)